ASPINA(シナノケンシ)は、電動3爪ロボットハンドの新機能となる「オートグリップ機能」を開発した。これにともなってファームウエアを変更し、2023年2月までに販売するロボットハンド全機種にはオートグリップ機能が搭載されたものを手に入れることができるようになる。
新機能は、1つの動作指令で異なる種類の複数のワークをつぶさずにつかむことができるもので、これを使うことで硬さや大きさ、形状が違う把持対象ワークを1つの設定で対応できるようになる。個別設定の手間がなくなることに加え、ワーク識別のためのカメラやセンサ等の追加設備も不要になり、コスト削減にもつながる。
またこれにともない、オートグリップ機能搭載製品の無償貸し出しを開始する。