浜松ホトニクスは、科学計測用デジタルカメラや病理デジタルスライドスキャナ、半導体故障解析装置などの画像計測機器の需要拡大に対し、静岡県浜松市の常光製作所(浜松市東区常光町812番地)に第5棟を建設し、8月から稼働開始する。
新棟は、科学計測用デジタルカメラと病理デジタルスライドスキャナの組み立てや調整などの生産機能を集約し、スペースを拡張することで需要拡大に対応。段差のない
渡り廊下で既存棟と接続し、人や物の移動を効率化して生産性を向上。部屋内部の柱をなくし、電源や空調などの配置を工夫し、レイアウトの自由度を高めて生産量や生産品目の変化に対応しやすい設計となっている。
また、集約により発生する既存棟の空きスペースを利用し、半導体故障解析装置の生産を拡大する。
新棟は鉄骨造地上5階で、建築面積は1245平方メートル、延床面積は5545平方メートル。総工費は22億円。
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