昭電 落雷検出装置販売開始 風車などへの落雷データを収集

昭電(東京都墨田区)は、落雷検出装置「TMZ-1000」の販売を開始した。
落雷検出装置は、ロゴスキーコイル型電流センサーを使用し、風力発電設備、アンテナ鉄塔、電源引込線、避雷針等への落雷を検知。接点信号を送信するとともに、落雷電流値、電荷量値および落雷時刻、回数を記録できるもの。
落雷電荷量値(最大1000クーロン)、落雷電流波高値(最大200kA)の測定および落雷時間、回数(最大999回)を記録し、電荷量値、電流値の積算値を演算することができる。
また、予め電流値、または電荷量値の閾値を設定し、閾値を超えた落雷エネルギーの侵入があった場合、警報を発報する機能も内蔵している。
同社は、雷害対策機器として、各種避雷器をはじめ、雷害対策に対応した機器の販売やWEBサービスを行っている。最近増加している風車やアンテナ鉄塔の受雷部への落雷を検知し、迅速な対応を可能にするための装置として開発した。

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