ダイキン工業は、ポーランド中部のウッチ県クサベルフ工業団地に、ヒートポンプ式暖房機の新工場を設立する。投資金額は3億ユーロ(375億円)で、2024年7月に稼働開始の予定。
欧州でのヒートポンプ式暖房機市場は年平均10%以上の成長が続き、2021年の販売台数は100万台に到達。脱炭素需要に合わせさらなる普及拡大が見込まれており、2025年には年間300万台に達するとも見込まれている。
新工場はドイツ、ベルギー、チェコに続く欧州での生産拠点となり、これにより2025年には域内の生産能力は4倍に拡大する見通し。また立地するクサベルフ工業団地は、ポーランドの中央に位置し、ドイツをはじめ欧州市場全域へのアクセスも良く、部品調達や熟練技術者などの雇用が行いやすい地域となっている。
ダイキン工業、ポーランドにヒートポンプ式暖房機の生産工場設立
- 2022年7月29日
- 工場・設備投資
- 2022年7月27日号, ダイキン工業, ヒートポンプ式暖房機
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