産業機器輸入商社のイリスはドイツiNDTact(インダクト)社の振動センサ「smartPREDICT AE」の販売を開始した。
同製品は、加速度センサ「iMPactXS」を搭載し、0.06Hzの微細な振動から48kHzまでの幅広い範囲を、MEMS並みの高感度でセンシングする。従来の振動センサやヒトの感覚より早く異常の兆候を機械的に正確にとらえることができ、機器のメンテナンス期間に余裕を与え、保守部品を過剰に用意する必要がなくなる。またMEMS、ジャイロセンサ、温度センサを同パッケージ内に備えているため、音、温度、角度等の条件の変化に基づいた様々な使い方に応用できる。インターフェースはModbus/USBに対応している。
用途は、産業用ポンプやモーター、コンプレッサーの振動傾向モニタリングによる予防保全、ベアリングやギアの摩耗観察、マシニングツール等切削加工装置の摩耗による変化の観察、ロボットの関節駆動部に搭載し制御に用いる情報の補完、機器のオーバーロード・異常加速の防止など。
イリス、インダクト社製振動センサを販売開始
- 2022年7月28日
- 新製品/サービス
- 2022年7月27日号, iNDTact, イリス, 振動センサ
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