毛織物など繊維メーカーのニッケ (日本毛織)は、岐阜県各務原市の岐阜工場で、環境に配慮した革新紡績機の増設に約3億円の設備投資を決定した。本格稼働は2023年11月末を予定している。
環境配慮型の革新紡績糸「Breeza(ブリーザ)」は、2018年に試験機を導入し、数多くの改良を重ねて量産化に成功した独自製品。従来品に比べ消費エネルギーを CO2換算で約 55%削減し、着用中や洗濯中のマイクロプラスチックの放出を約 75%削減する環境配慮型の革新紡績糸であり、既に主力事業である学生服向け生地を中心として販売を開始している。
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