フレキシブルホースや管継手のテクノフレックスは、千葉県船橋市の千葉工場を拡張する。
千葉工場は、都心部に近く、流通面で利便性の高い港にも近いという好立地を生かすため、老朽化の進む一部の平屋建ての工場と隣接する建物約6000平方メートルを解体した敷地に、地上6階建て延床面積約 1万7000 平方メートルの新工場棟を建設する。
新工場棟では、ロボットの導入等、設備の自動化による効率化を進めるほか、試験センターを設置し、耐火試験、データ収集、他社との共同研究開発等に活用する。また太陽光パネルや空調効率を高めた設計によって省エネルギーに配慮している。
新工場棟の建設により、海外生産している日本向け製品の製造を千葉工場にシフトすることで輸送コストと在庫期間の短縮につながるほか、輸送時のCO2排出量削減、海外情勢の変化によるリスク低減なども期待できる。また国内では自社配送を進め、簡易包装での省資源化にもつなげるとしている。