日本産業機械工業会によると、2022年5月の産業機械の受注額は4289億5500万円で、前年同月比52.0%増となった。内需は製造業向けが前年同月から2倍になり、外需も51%増と大幅に伸びた。
22年5月の内需は2793億8700万円(107.2%増)で、外需は1392億3700万円(56.0%増)。内需では、製造業向けが1509億7200万円(7.2%増)、非製造業向け479億9000万円(13.0%増)、官公需向けは549億5200万円(33.7%増)、代理店は254億8300万円(5.5%減)となり、民需・官公需ともに好調。外需は、プラント案件はなく、機器単体のみで1392億3700万円を積み上げた。
機種別では、ボイラ・原動機は、鉄鋼、非鉄金属、情報サービス、外需が増加して398億3800万円(26.7%増)。鉱山機械は、鉱業の増加により21億3500万円(16.7%増)。化学機械(冷凍機械を含む)は、情報通信機械、外需の増加で987億7800万円(31.6%増)。タンクは石油・石炭、その他非製造業の増加により19億5600万円(76.1%増)、プラスチック加工機械は外需が増加して435億3100万円(61.0%増)。
ポンプも外需が好調で370億7200万円(19.1%増)、圧縮機は、窯業土石、鉄鋼、外需の増加により212億9300万円(9.6%増)。送風機は、運輸・郵便の減少により14億3400万円(14.0%減)。運搬機械は、鉄鋼、情報通信機械、卸売・小売、外需の増加により531億4400万円(157.2%増)。変速機は、鉄鋼、はん用・生産用、自動車、外需の増加により48億3000万円(16.2%増)となった。金属加工機械は、鉄鋼の増加により59s5億1400万円(608.1%増)、