日本工作機械工業会は、2022年6月の工作機械の受注状況(確報)を公表し、受注総額は1547億1100万円(前年同月比17.1%増)となった。4カ月連続で1500億円を超えた。
内需は586億5200万円(31.3%増)。一般機械、自動車、電機・精密機械、航空機・造船いずれも前年を大きく上回り好調を持続している。
外需は960億5900万円(9.9%増)。前月比は下回ったが、前年比増はキープ。地域別では、アジアは中国が好調で500億円を超えたが、北米は自動車関連の大型受注の反動で前月比で下回ったが、前年比では11.3%増と好調をキープ。ヨーロッパは、EUは前年同月を上回ったが、ロシア・ウクライナ紛争の影響でロシアとトルコが大きく減らした影響で、全体では低調。前年比16.8%減となった。