本多通信工業の2023年3月期第1四半期決算は、売上高は前年同期比29%減の54億1900万円、営業利益は299%増の3億4900万円、純利益は230%増の3億3000万円の大幅な増収増益となった。
コネクタ事業(通信・FA・民生・車載分野)は需要好調と円安により伸長。通信分野は、通信インフラ投資の好調が継続し、光コネクタの自動機導入で生産拡大。FA分野は生産拡大により順調に伸長し、足元も高水準の受注が継続。民生分野はSDソケットが好調。車載分野は、顧客の在庫政策もあって伸長した。情報システム事業は季節要因もありスロースタートとなっている。
通期予想は、売上高は27%増の200億円、営業利益は25%増の14億円、純利益は33%増の10億円を見込む。