サンワテクノスの2023年3月期第1四半期決算は、売上高は16.8%増の391億800万円、営業利益は37.7%増の13億4100万円、純利益は59.8%増の11億3400万円の増収増益となった。半導体、自動車、電子部品等の市場での設備投資が積極的に行われ、半導体など部材の供給不足による生産影響を考慮した先行手配などが追い風となった。
部門別では、電機部門は、半導体関連業界向けの重電機器と電機品、産業機械業界向け及び太陽光関連業界向けの電機品の販売が増加し、売上高は78億9000万円(23.0%増)。電子部門では、半導体関連業界向けの電子部品、電子機器及びコネクタ、産業機械業界向けの電子部品及び電子機器、アミューズメント業界向け及びOA機器関連業界向けの電子部品の販売が増加し、売上高は288億8500万円(13.6%増)となった。
機械部門は、自動車関連業界向けの生産設備及び設備機器、半導体関連業界向けの生産設備及び設備機器、FPD関連業界向け搬送装置の販売が増加したが、生活用品業界向けの設備機器の販売が減少し、売上高は23億3200万円(42.1%増)となった。