安川電機は、工場などでのデジタル データの取得に必要となる各種通信ネットワークに対応し、上位コントローラから独立したコンパクトなリモートI/O「SLIO I/Oシリーズ」 約90種類を7月 25 日から販売開始した。
「SLIO I/Oシリーズ」は、各種通信ネットワーク(MECHATROLINK、EtherNet/IP、PROFIBUS、EtherCATなど)に接続でき、ネットワークに接続するためのバスカプラは最大 64個のモジュールを取り付け可能で、しかもライン拡張モジュール(マスタ/スレーブ)を使用することで、 1つの配線を最大5系統に分割できることから、用途に合わせて柔軟なシステムを構築できる。
また、I/Oモジュールには、デジタル入出力(2、48、16 点)やアナログ入出力(2、4、8チャネル)モジュールがそろっている。
さらに、省スペース化を実現できるスクリューレスターミナルや階段形状配線を採用し、設置や保守点検が容易なように、組み立て時には、ねじや専用工具が不要で、設置・配線後に電子モジュールのみ交換が可能なため、迅速なメンテナンスが可能。
「SLIO I/Oシリーズ」の製品ラインアップは、電源、分配、バスカプラ、デジタル入力・出力、アナログ入力・出力、通信、カウンタ、SSI、位置決め、拡張、アクセサリーなど。