素材メーカーの東芝マテリアルは、神奈川県横浜市磯子区の本社工場敷地内に、窒化ケイ素ボールの新規製造棟を建設する。2023年11月に生産を開始し、生産能力は2021年度から50%増となる見通し。投資金額は50億円。
電気自動車(EV)の充電時間の短縮や高性能化に向け、バッテリの高電圧化やモータ・インバータの一体化等が進んでいるが、一方で金属製モーター用ベアリングの電食が課題となっている。窒化ケイ素ボールは、工作機械、風力発電機、鉄道車両など高速回転や耐電食が求められる各分野のベアリングボールとして多数の実績があり、EV用ベアリングボールとしても大幅な需要増加が見込まれている。
東芝マテリアル、横浜市磯子区の本社工場内に窒化ケイ素ボールの新製造棟
- 2022年8月9日
- 工場・設備投資
- 2022年8月10日号, 東芝マテリアル, 窒化ケイ素ボール
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