「産業オープンネット展 2022」が、8月2、3の両日、東京・錦糸町駅前のすみだ産業会館で開催され、約1000人が来場した。
今年で11回目となる同展は、20年、21年の2年間は新型コロナ感染症への対応からインターネット上で開催したが、今回は3年振りにリアル展示会として実施した。新型コロナ感染者数がなかなか減少しない中での開催となったが、1社が参加を取りやめたほかは、10団体と41の企業が予定通り出展し、展示デモやセミナーを実施した。
今年1月に開催したFAの展示会IIFESも、開催直前で新型コロナへの緊急対応からリアル出展の会社が大幅に減少したが、今回は久しぶりに展示とセミナーが予定通り開催できた。
昨今の部品不足などによる納期対応や製品開発が計画通り進まない状況もあり、展示内容にもその影響を反映。開発や発売の遅れを懸念する説明が多く聞かれた。
また、セミナーもコロナ対策から参加定員を絞ったこともあり、満員となるコースが多かった。
主催者では、同展を来年以降も開催を企画しており、東京のほか、名古屋か大阪の2カ所で実施したいとしている。