
医薬品メーカーのクラシエ薬品は、中国山東省威海市に中国で二つ目となる新工場を建設する。
新工場は漢方薬の原料となる生薬の刻み工程と、原薬となるエキス粉末の製造工程を備え、生薬保管倉庫も併設。省エネ・CO2排出量の少ない工場を目指し、徹底した省エネ建築物とする。外壁保温システムや複層ガラスのほか、電気設備・サニタリ設備は高効率・省エネタイプを採用し、温湿度の自動制御やぶろあ類へのインバータ制御などを導入している。また生産設備でも、ヒートポンプ式減圧濃縮装置による加熱源の再利用、ポンプ類への高効率モーターの採用、高温設備への断熱強化などを進める。
また自動化・生産性向上に向けては、主要生産機器の容量アップによる生産能力・生産性向上のほか、殺菌工程や混合工程でのボトルネック工程の二重化や自然落下の有効活用等で生産効率化を進める。さらに、全設備をコンピュータで接続して生産の全体最適化を行い、
DCS制御の更なる高度化も行う予定。
敷地面積は6万6517平方メートル、延床面積は2万8705平方メートル、建築面積は8090平方メートル。2023年竣工、2023年秋頃本格稼働を目指す。