堀場製作所のグループ会社であるホリバ・ヨーロッパ社は、ドイツ・ライヒリンゲンにある大気汚染監視用分析計などガス分析装置の生産拠点を2倍に拡張した。
EUでは、大気環境モニタリングや工場の生産効率向上、CO2排出を低減のためののガス計測ニーズが高まっている。それに対し同社は、同生産拠点をこれまでの2倍となる2300平方メートルに拡張し、生産能力を約2倍に引き上げる。生産と事務、開発、リペアセンターを備える2階建ての建物で、敷地面積は4300平方メートル、延べ床面積は2300平方メートル。大気汚染監視用分析計とポータブルガス分析装置の生産・サービス・リペアと、マルチガス分析計のサービス・リペアを担当する。
投資額は570万ユーロ(約7億8000万円)。