日本自動認識システム協会(JAISA)は、「第24回自動認識システム大賞」受賞作品を発表した。
『大賞』は、湯山製作所の「一包化錠剤仕分け装置と再利用時のヒューマンミス防止システム」。
『優秀賞』は、トッパン・フォームズ・東北電力の「油・水・薬品の漏れを検知できるRFIDタグを用いた配管リーク等の監視システム」と、ジョンソン・エンド・ジョンソン・Max Kelsenの「医療機器貸出器械セットの協働型目視検査システムによる労働集約型検査プロセスの効率化」。
『産経新聞社賞』は、サトー・NECネクサソリューションの「RFIDによる地すべり防止用インフラ製品の個品管理シスム」。
『入選』は、管清工業の 「ICタグで下水道管路の異常を検知・通報」、ジョンソン・エンド・ジョンソン・サトーヘルスケアの「医療機器の法定表示ラベルのRFID化と流通・運用の効率化」、ヨメテル・東京都市大学の「同軸ケーブルを加工した革新的ケーブルアンテナの開発・実施」、デンソーウェーブ・MEDIOTOLOGYの「UHF帯RFIDを活用した、薬の飲み忘れ防止サービス」、東芝テックの「廃電池仕分け作業におけるAI画像認識技術の適用事例」、NECプラットフォームズの「外観検査用スキャナ式ラインカメラ」。
自動認識システム大賞は、国内で実用されている、または実用の目途が立っている事例の中から、先進的かつ導入効果が極めて顕著と認められる自動認識技術やシステムを表彰するもの。今年度応募の主な技術は、RFIDを使ったシステムが約60%、続いて画像認識、バイオメトリクスなど。