村田製作所は、業界最高電力密度(5.4kW/inch3)を実現した48V入力対応4分割ステップダウンDC-DCチャージポンプモジュール「UltraCPシリーズ(MYC0409)」を量産開始した。
従来、48Vから中間バス(通常は12V)へのステップダウンには、業界標準品である絶縁Brickコンバータが使用されてきたが、同製品は同社独自の実質上無損失のスイッチングキャパシタアーキテクチャで、最大72ワットの電力を約97%のピーク効率での供給を可能にした。
また、インターリーブ方式を採用し、非常に低い入力と出力リップル性能を提供することで、システム設計者は、同製品を負荷近傍に分散させることでプリント基板の銅損低減、並列接続で集中型48Vバスシステムの構築が可能となる。