オムロンは、有無検出に特化した低価格ファイバアンプの省配線コネクタタイプ「E3X-ZV/MZV」を発売した。
同製品は、ワークのある・なし検出用途に必要な機能や性能を絞り込み、部材や製造工程を最適化することで低価格化を実現。具体的には、7セグ表示部と操作部を一つの基板に実装することで部材コストを削減。操作ボタンにはメンブレンスイッチを採用し、コスト低減とクリック感を向上させた。また使用頻度が低く、誤動作の原因になっていたLight on / Dark on切替ボタンを無くして部材コストを低減し、大きな表示スペースを確保し、視認性を向上させた。さらに、投光周期変化による相互干渉防止機能を新たに採用し、これまでの方式では必要だったアンプ間の光通信機能を省いて部材コストを低減している。
省配線コネクタタイプは、親コネクタから電源供給し、子コネクタは出力線を配線するだけでなので配線工数を削減。アンプ交換時も配線はそのままでアンプのみを簡単に交換。アンプ本体は親機と子機の区別がなく、在庫形式数を1つに統一することも可能。断線時もアンプ本体はそのままでコネクタを交換するだけでよく、交換後の再設定も不要。保全工数と交換コストを削減できる。
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