シーメンスは、日産自動車の栃木工場で生産する新型クロスオーバーEV「アリア」の生産ラインの立ち上げについて、PLMなど従来のIT領域に加え、現場のPLCやネットワーク、デジタルプラットフォームを含めたOT領域に拡大し支援を行った。
両社はこれまで主にPLMなどソフトウェア分野で協力し、設計と生産に活用してきたが、日産は新たなEVの生産・組立ラインの標準化を目指すにあたってその適用範囲を製造領域に拡大。ハードウェアとしてシーメンスのPLC「Simatic S7-1500」と「ET200SP分散型 I/Oモジュール」を使い、産業用ネットワークPROFINETで接続。さらにTIAポータルで機器を統合管理。これにより計画作成から統合的な設計・エンジニアリング、オペレーションまでデジタル化を実現している。
https://press.siemens.com/jp/ja/pressrelease/pr-20220830?ste_sid=276e15f3367320c5f1186cdd96128d0d