京セラは、積層セラミックコンデンサ(MLCC)の生産容量の拡大や技術開発力の強化、将来を見据えた生産スペースの確保などを目的に、鹿児島県霧島市の鹿児島国分工場(鹿児島県霧島市国分山下町1-1)内に新工場棟「第5-1-2工場」を建設する。9月から既設研究棟を解体し、2023年2月より新工場棟の建設を開始する予定。
MLCCは、通信端末や半導体関連機器の小型化・高機能化、5G普及に伴うデータセンターの増設をはじめ、車載関連でもADASやEV技術の高度化など需要の伸びが見込まれている。
新工場棟は、鉄骨6階建の建築面積7197平方メートル。延床面積は3万7600平方メートル。2024年5月から操業を開始する。投資金額は約150億円。
京セラ、鹿児島県霧島市の鹿児島国分工場に新工場棟 セラミックコンデンサ増産へ
- 2022年9月13日
- 工場・設備投資
- 2022年9月14日号, 京セラ, 積層セラミックコンデンサ
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