シグマ光機、能登工場の改修・新工場2棟建設

シグマ光機は、石川県羽咋郡志賀町の能登工場と石川県白山市の技術センターの増築・リノベーションを行うとともに、技術センター内に新工場棟２棟を建設する。
能登工場では、レンズ・ミラーなどの光学素子・薄膜製品の生産体制を構築し、光学素子・薄膜製品と光学基本機器製品を融合した高品質・高付加価値な光学モジュール・光学システム製品を生産するオプト・メカ・ファクトリー化を進める。また工場内の生産設備の再配置と自動化・高速化設備の導入による生産性を向上させ、老朽化設備の改修と従業員の労働環境の改善を行う。増築部分は地上２階建、延床面積は1463平方メートル。竣工は2023年10月予定。総投資額は4億7000万円。
技術センターは、増築・リノベーションと開発試作棟の新設を行い、新規生産品目の生産エリア、部品・完成品在庫エリアを設置・拡充するほか、自動応用装置・OEM製品の拡充のための生産能力向上、老朽化設備の改修と従業員の労働環境の改善を進める。増築・新築部分は、地上２階建鉄骨造で、延床面積は875平方メートル。2023年4月竣工予定。総投資額は2億3000万円。
また新築するもう一つの企画開発棟には、同社とライオンパワー、ミナト光学工業の3社で設立予定の合弁会社が入居し、メディカル・ヘルスケア関連製品を中心とした新たな成長分野向けの新製品開発・製造を行う。地上２階建鉄骨造で、延床面積は987平方メートル。竣工予定は2023年4月。総投資額は2億6000万円。

https://www.sigma-koki.com/asset/data/20220818_p-2.pdf