ブリヂストンは、ブリヂストンの米国グループ会社であるブリヂストンアメリカスインクが、トラック・バス用タイヤを生産するウォーレン工場(アメリカ合衆国テネシー州ウォーレン郡)の生産能力を増強する。同社は地産地消を進めており、現在の供給体制では地産地消率が85%から70%に低下する懸念があり、その対策として米国での現地生産能力の強化を決定した。
今回の設備投資でグリーン化&スマート化を進め、同工場で生産するタイヤにRFIDタグの取り付けが可能になり、生産日時・場所・検査情報・出荷情報・取り付け日時・点検情報などタイヤに関する情報を瞬時に確認できるようになる。総投資額は約700億円。2022年末までに増強を開始し、2026年末までにウォーレン工場の生産能力は現在の年間350万本弱から450万本弱となる予定。
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/pdf/2022082601.pdf