ワゴジャパンは、端子台「TOPJOB Sシリーズ」のバリエーションとして、0・5~6㎟(最大10㎟)の幹線1本を、0・25~1・5㎟ (最大2・5㎟)の支線6本に分配できる端子台を発売した。
従来品での幹線分岐は6㎟用端子台と複数の1・5㎟用端子台、ジャンパ、エンドプレートを組み合わせる必要があったが、新製品では1つの端子台で分配が可能なオールインワンとなっている。
また、従来は合計で幅21・1㎜が必要だったが、新製品では幅9㎜と半分以下の省スペースとなる。部品点数が減り、組み立て作業が不要となることで大幅な省力化と省スペースを実現できる。従来品とDINレール上に並べて使用ができ、ジャンパでコモニングすることでさらに分岐を増やすことも可能。
本体は5色を用意しており、電源分岐などで色違い品を使用すれば判別がしやすく誤配線の防止にもなる。
単線・フェルール付き電線であればプッシュインで結線でき、より線はスプリング操作で圧着不要のダイレクト結線が可能。操作用のプッシュボタン付き、無しが選択できる。