不二電機工業の2023年1月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比3・1%増の18億9000万円、営業利益が同125・5%増の1億9000万円、経常利益が同80・1%増の2億700万円、四半期純利益が同79・6%増の1億4500万円と増収大幅増益となった。
電力向けや鉄道車両用の各種スイッチの売り上げは減少したものの、コネクタ端子台や試験用端子の売り上げが増加した。利益も売り上げの増加に加え、受注増加に伴う在庫の積み上げ、製造原価の一部経費低減が奏功した。
通期予想は、売上高が前年同期比4・8%増の39億円、営業利益が同27・1%増の2億9100万円、経常利益が同14・3%増の3億1300万円、当期純利益が同13・9%増の2億1700万円と直近公表から変更はない。