名古屋電機工業は2022年10月1日付で、売り上げの約10%を占める検査事業をテクノホライゾンに譲渡する。譲渡価格は非公開。
同社の検査事業は、1987年に世界初のレーザ式プリント基板外観検査装置を開発し、車載および電機メーカーに販売を開始した。その後も、SMTラインにおけるプリント基板の実装検査工程や半導体製造の検査工程に対応する、各種検査装置の開発・製造・販売を行ってきたが、新型コロナウイルス感染症の影響があり、検査装置を開発・販売する上での経営環境の厳しさが増したことから検査事業を譲渡し、コアビジネスとして推進している情報装置事業に経営資源を集中することになった。
検査事業の22年3月期の売上高は16億6676万4000円、営業利益は7657万1000円。