FUJIは、工場内のさまざまな工程を自動化するFUJIの小型多関節ロボットSmartWingシリーズの一つとして、基板組み立て工程に必要な機能をパッケージ化したロボセル「SW-BA」を展開している。
電子基板への電子部品の表面実装はチップマウンター等で自動化が進んでいるが、コネクタやアルミ電解コンデンサなどの異形リード部品を取り扱う挿入工程は、供給荷姿がルーズだったり実装部品点数が少ないことから手作業が主流となっている。
それに対しSW-BAは、6kg可搬。リーチ700mmのスカラロボットと2種類のビジョンシステムを組み合わせ、コストや使い勝手を考慮してパッケージ化した。多数のユニットを標準的に準備し、それらから選ぶだけで幅広い部品に対応。またバラ部品や簡易トレイなど荷姿そのままで供給でき、自動挿入が可能。生産プログラム設計、数値入力や直感的にわかりやすいGUIの作成ツールを使い、誰でも簡単に生産プログラムを作成可能。セル化してあるので横展開が容易で、装置の立上げや移設、他工場への展開が簡単となっている。
FUJI、基板組立ロボセルSW-BA コネクタやリード部品の基板実装を自動化
- 2022年9月15日
- FA業界・企業トピックス
- 2022年9月14日号, FUJI, 小型多関節ロボット
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