三菱電機はサーボシ ステムの新製品である汎用ACサーボ「MELSERVO-J5シリーズ」の販売に注力している。
J5シリーズは、速度周波数応答3・5k㎐を実現した応答性の高いサーボアンプにより、生産設備のタクトタイム短縮に貢献するとともに、 回転型サーボモーターでは、業界最高レベルの26ビット高分解能エンコーダーの搭載により、トルクの変動を低減し安定制御を実現。
また、次世代産業用オープンネットワーク「CC-Link IE TSN」に世界で初めて対応し、制御通信と情報通信を同一のEthernetケーブルで実現することで、最適なシステム構築が容易となり、しかもモーションユニット演算周期 31・25μsと高速で、ビジョンセンサーなど接続機器との高速同期通信により、装置全体の性能を向上する。
さらに、三菱電機独自のサーボシステムネットワークSSCNETⅢ/Hに対応したサーボアンプMR-J5-Bも2022年4月に発売。従来のMELSERVO-J4で採用していた制御システムの流用が可能となり、置換え利便性も大きく向上した。