フエニックス・コンタクト主催のテクノロジーアワード「xplore(エクスプロア)」で、日本の高等専門学校の豊田工業高等専門学校(愛知県)と国際高等専門学校(石川県)から応募した2チームが1次選考突破の100チームに選ばれ、2次選考に進むこととなった。
同アワードは、同社が1998年から3年に一度開催している国際技術アイデアコンペで、今回は8回目の開催。参加対象は、世界の様々な年齢層や教育レベルの学生、職業訓練生、若い社会人などで構成されるチームで、世界30カ国170チームが参加している。
突破した2チームは、豊田工業高専専門学校 都築研究室・松本研究室の「Tsuz&Matz Lab.」と、国際高等専門学校の「Yoshiki Hatanaka/畠中義基」。Tsuz&Matz Lab.は「環境情報を活用した行動変容の促進とCO2排出量を削減するシステムの開発」を、Yoshiki Hatanaka/畠中義基は「コンパクトな自動耕運機の開発」のアイデアを研究。第1次選考ではこれらのアイデアを100秒間のプレゼンテーション動画にまとめて提出するというもので、今回見事に突破した。
第2次選考では、同社から無償提供される3000ユーロ相当の産業用機器を使ってそれぞれのプロジェクト開発を行い、2023年9月に提出し選考を受ける。上位25チームが突破し、2023年10月にドイツ本社で行われる最終選考会で最後のプレゼンテーションに臨み、優勝者が決定される。
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