
日東工業は、キャビネットのレーザー穴加工など図面作成Webシステム「キャビスタ」の新機能として、ニーズに合わせて仕様変更や組替・加工していくことができる「スマートオーダーキャビネット」を10月上旬から開始する。対象商品は、RA 形制御盤キャビネット 片扉タイプ(RA, RAB)で、寸法指定や逆扉など100万種超のバリエーションに対応する。
新機能では、基本仕様の本体加工穴と50mm刻みの寸法指定に加え、本体と基板を指定色から選べる「色変更」、逆扉や扉溶接ナットの追加、窓、ハンドル組替や鍵番号の変更など「扉組替」、基板なしや木製基板、めっき鋼板などを選べる「基板組替」、基板穴加工、基板切欠を指定できる「基板加工」、設置端子の追加やアースバー増設など「背面組替」、熱対策のルーパーや換気扇の取付、側面の鉄製基板や配線支持レール追加など「側面組替」、下面開口プレートやケーブルエントリー取付など「下面組替」などが可能となる。
納期は、現状のRA 片扉のキャビスタと同じ基本仕様は4日。組替やパーツ実装をおこなった場合、指定色は4日プラス2日の6日、仕様を組み合わせた場合も最大で4日プラス3日の7日で製作する。