東芝エレベータは、山梨県上野原市の製造拠点内に、信頼性試験の実施と評価を行う「信頼性評価センター」を新設した。同施設は20年度の下期に着工し、設備を順次稼働させながら23年度の完成を予定している。
建築面積693平方メートル、建物高さ約20mの実機試験棟を増設し、高揚程エスカレーターとエレベーターの安全装置の評価を実施する。また既存建屋内にも新たなエレベーターとエスカレーターの試験塔や、ソフトウエアシミュレーター試験室等の設備を導入。また他拠点の評価技術者を同施設に集結させ、環境配慮型製品やDX推進による商品の開発品質向上を進める。
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