「計測展2022 OSAKA」10月26日から3日間、グランキューブ大阪で開催 11月25日までオンラインでも開催中

計測と制御の最先端技術を紹介する専門展示 会「計測展2022 OSAKA」(主催=日本電気計測器工業会)が、10月26日~28日の3日間、グランキューブ大阪(中之島・大阪国際会議場)で開催される。また、オンライン展は10月12日~11月25日までの予定で開催中。入場は事前登録制。主催者では、リアル展示会で8000人、オンラインで7000人の来場を目標にしている。

同展は、未来のものづくり社会を支える計測と制御技術の総合展として、「未来へ、持続(つな)げる。」をPRメッセージに、サステナブル社会の未来を切り拓き、計測・制御業界ならびに全産業のビジネスの成長につながる展示会を目指している。

開催規模は、リアル出展者は57社・団体(124小間)、オンライン出展者は32社。

 今回の展示会の見どころは、「DX(デジタルトランスフォーメーション)からSX(サステナブル トランスフォーメーション)、そしてGX(グリーン トランスフォーメーション)」の実現に向けた課題解決につながる展示やセミナー、コンテンツを拡充している。  

コロナ後のビジネスでは、企業の価値と将来性を計る指標としてサステナビリティへの対応が重視されており、生産効率の追求はもとより、例えば、生産拠点でのCO削減など新たな挑戦に向けたものづくり基盤を支える計測と制御技術の高精度化が必要になっている。

少子高齢化、人手不足、省エネ促進、品質改善、保安、サービス、経験伝承などいま企業が直面する様々な課題に、産業全体が一丸となり共に知恵を出して成果を共有できる領域は多い。産学官の様々な交流を通じて、未来のサステナブル社会を切り拓くため、SDGsの達成によるビジネス成長を見据えて、現場の最前線のプロフェショナルが抱える課題や関心事に沿った水素・エネルギー、

EV・次世代モビリティ、DX・5G・IoT・AI、SDGs・ESG、ロボット、大阪・関西万博の6つのテーマを軸に、オンラインも活用しながら展示とセミナーで最新動向を発信する。

セミナーでは、DX・SX・ GXを推進するキーマンが登場し、こうした取り組みを紹介。リアル展会期中に開催される基調講演や特別講演を後日オンデマンド配信するとともに、JEMIMA委員会セミナーや出展者セミナーなど計測と制御の最新技術や動向を「計測展オンライン・プラス」で視聴できる。

基調講演は、26日午前11時~12時で伊吹英明経済産業省近畿経済産業局長が「関西経済の未来に向けて~カーボンニュートラルを中心に~」と題して行う。

27日午前10時30分~11時30分で井上知義総務省近畿総合通信局長が「デジタル田園都市国家実現に向けた新たな取り組み(5G・Beyond5Gなど)」と題し行う。

28日の同時刻で高科淳2025年日本国際博覧会協会理事・副事務総長が「“Join2025”の輪を広げよう!=開催前から共創により作り上げる参加型万博=」と題して行う。

さらに、特別講演・テーマセッション、出展者セミナー、JEMIMA委員会セミナーなども予定されている。

また、産・学のアイデアや技術で新時代を切り拓く「学生応援企画」も用意。計測と制御に関連するメーカーや有力なソリューションベンダーで活躍する技術者やマーケティング担当者から最新技術動向や業界の将来性を学び、出展企業の社員との交流が可能。「学生のための業界研究セミナー・見学ツアー・交流会」「学生ポスター展示/学生ライトニングトーク」などのイベントによって企業と学生をつなぐ。

リアル会場へ行くための事前リサーチはもちろん、場所・時間にとらわれず企業ブースや多彩なカンファレンスをじっくり見たい・聞きたいという方は、「計測展オンライン・プラス」も便利だ。

11月25日までの開催期間中は、動画視聴や資料ダウンロードのほか、問い合せ機能も利用でき、効率的に広く深い情報を入手することが可能。とくに、オンライン展示会限定の出展者セミナーやスポンサードセッションでは、「計測展2022 OSAKA」開催に合わせて、出展企業が新サービス・新製品に関わる情報を続々発表して入りことから、タイムリーに入手できる。

公式サイト:(https://jemima.osaka/)

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