ターク・ジャパン(東京都台東区)は、本社オフィスを9月5日に移転したが、そのオープニングセレモニーを販売店や取引先関係者などを招待し10月20日開催した。
同社はドイツに本社を置くセンサーの大手メーカーとして2005年12月に日本に拠点を開設した。
17年12月に福田洋介社長が就任し、18年からは日本での活動をマーケティングセンターの役割から在庫を有する営業主体に大きく転換し、現在に至っている。
新オフィスは面積が今までの約2倍に拡張されたことで、業務が効率的に行えるようになったほか、セミナーなども開催できるスペースを確保している。
オープニングセレモニーで福田社長は「社長に就任して約5年になるが、従来のマーケティング機能から国内で在庫を持ち、コントローラなどのコンポーネントからシステムまで対応できるようになった。納期問題で苦しい面もあるが、今後10年で売り上げを現在の7倍の規模まで伸ばしたい。販売店関係者の力も借りながら、共存共栄できるように取り組んでいく」とあいさつした。
また、独本社のピーター・レターマン東アジア&オーストラリア営業ディレクターは「日本法人は18年の大きな改革で、営業ソリューションが提供できる会社になった。日本でのインサイドセールス活動を通じてこれからも成長していきたい」と期待の言葉を寄せた。
来賓を代表してバナーエンジニアリングジャパンの服部社長が「バナーとタークは国によっては一緒になって営業活動しており、日本では代理店をさせていただいている。また、当社の無線機器を販売していただいており感謝している。タークの発展はわれわれにとっても喜ばしいことである」と述べた。
さらにドイツ本社からはビデオメッセージが寄せられた。
その後テープカットを行い、新オフィスの開設を祝した。