明電舎と明電システムソリューション、インフィニットループ、バーチャルキャストは4社共同で、2020年に沼津事業所内に開設した社員の安全意識強化のための教育施設である「安全伝承館」を仮想空間上に再現し、リアルと同様の安全教育が受講できる「メタバース安全伝承館」を開発した。
安全伝承館は、過去に同社で発生した災害や事故の事例を風化させることなく、語り継ぎ、学び、そして安全を考える場とするためのもので、災害件数の推移や安全への取組みに関する年表、過去に発生した事故の概要や原因、再発防止対策のパネル展示、災害経験者のインタビューや安全啓発の映像を展示している施設。災害経験者が自らの思いを語ることで、災害の悲惨さと安全確保の重要性を伝える教育施設として運用し、これまでに延べ890人の社員が来場している。
メタバース安全伝承館は、コロナ禍で来場・受講が滞っていたものを解決するために開発し、VRヘッドマウントディスプレイがあれば、場所の制約なく複数の社員が参加でき、メタバース上に集い、意見交換が可能。国内製造現場はもとより海外現法含めて全ての社員参加を目指す。
https://www.meidensha.co.jp/news/news_03/news_03_01/1240809_2469.html
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