住友ベークライトは、半導体封止材を製造する中国グループ会社、蘇州住友電木が新規に中国・江蘇省蘇州市の土地を取得し、新工場を建設する。
リモートワーク用周辺機器や家電用途、データセンター用途に加えて、カーボンニュートラル実現への再生可能エネルギー関連や自動車(自動運転やEV)・産業用途でも半導体の需要が高まり、今後もさらに拡大が見込まれる中国市場に向けて、半導体封止材の供給能力を確保するために、新たに蘇州工業園区内に土地を確保して工場を建設し、中国内の生産能力を1.3倍に拡大する計画。取得した工場用地は約6万平方メートル。2023年度内に建屋、生産ラインを設置完了し、2024年度初頭から生産を開始する計画。投資額は約66億円を予定。
https://www.sumibe.co.jp/topics/2022/it-materials/0927_01/index.html