NEC通信システムは、3Dセンサを活用して電線・電柱などの設備点検をサポートする「NEC3次元測量支援ソフトウェア」を発売した。
同製品は、3Dセンサで取得した設備の3D深度(距離)情報を分析し、離れた場所から物体の長さや物体間の距離(離隔)を計測する離隔計測技術を活用したサービス。高所作業車などを使って設備の間近で実施していた点検・計測作業が、離れた場所の地上から安全で少人数で実施できるようになる。作業時間が最大で85%短縮でき、歩行者や通行制限の必要もなく、警備員なども削減できる。
計測したい2点の対象物を選択するだけで、簡単に2点間の距離計測が可能。また撮影した3次元点群データ上に円柱・立方体・線・球体などのオブジェクトを生成でき、設備の新設や移設する場合の設計時にオブジェクトを生成し、既存設備との距離計測などシミュレーションもできる。
機材は3Dセンサとタブレットなので持ち運びしやすく、簡単な操作で計測作業が可能。撮影した3次元点群データを保存すれば、現場を再訪せずに再計測も可能。
NEC通信システム、3Dセンサ活用の電線の設備点検ソフト「NEC3次元測量支援ソフトウェア」
- 2022年11月17日
- 新製品/サービス
- 2022年11月16日号, 3Dセンサ, NEC3次元測量支援ソフトウェア, NEC通信システム
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