クラボウ(大阪市中央区)環境メカトロニクス事業部は、同社の高速3Dビジョンセンサー「クラセンス(KURASENSE)」を用いた「ワイヤーハーネス製造ロボットパッケージ」を受注開始した。
自動車や電機製品などに数多く用いられるワイヤーハーネスの製造工程は、形状や1本ごとに向きが異なるケーブル、電線などの柔軟物を取り扱うため、自動化が困難で未だに手作業が多く、東南アジアでの製造が主流となっている。生産効率を向上に向けてワイヤーハーネス製造の自動化が求められるなか、柔軟物の形状を高速で認識することができる当社の高速3Dビジョンセンサー「クラセンス」とロボット、専用ロボットハンド「Kurabotte(クラボッテ)」などの必要機器をセットにしたワイヤーハーネス製造における一連の作業を自動化するシステムパッケージを開発した。
ケーブル認識用高速3Dビジョンセンサー「Kurasense-C100」1台、ケーブル用ロボットハンド「Kurabotte」1台、ケーブル1本取り出しユニット、産業用垂直多関節ロボット1台、ロボット架台、安全柵など一式で構成。ロボットは、ロボットメーカー各社の垂直多関節ロボットに対応が可能。販売価格は税込み880万円から。
https://www.kurabo.co.jp/news/newsrelease/20221021_1126.html