日立エナジーは、産業と社会インフラ分野向け無線通信ルーター「Tropos TRO600シリーズ」のラインアップに、ローエンドタイプの「TRO610」を追加発売した。
同製品は、TRO600シリーズで最小のサイズで、DINレールマウント・壁面取り付けオプションによって設置が簡単にでき、多くの無線通信ルーターが必要となるスマートシティ、電力、石油・ガス、鉱業など産業・社会インフラ分野で導入しやすいものとなっている。
EV充電ステーションや交通管理、廃棄物・環境衛生モニタリングなどのスマートシティ向けのアプリケーションの通信をサポートする。また、電力分野向けには、蓄電池、遮断器、開閉装置などの監視をサポートするほか、エネルギー管理アプリケーションと配電ネットワーク運用を支えるフィールドエリアネットワーク(FAN)との常時接続が可能。石油・ガス、鉱業分野では、遠隔地における坑口、貯蔵タンク、パイプライン、センサー、鉱山車両、無人輸送機などのリモートによる監視が可能。
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2022/11/1102a.pdf
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