東洋紡は、敦賀事業所(福井県敦賀市)に、積層セラミックコンデンサ(以下セラコン)用離型フィルムのコーティング加工設備の新ライン(2号機)を増設し、量産を開始した。
今後さらなるセラコン需要の拡大が見込まれるなか、顧客への供給体制をより強化するため、新たに加工設備2号機を増設し、今月から量産を開始。1号機と合わせて、生産能力を従来の約2倍に高めた。
また、使用済みの離型フィルムを原料として再利用する取り組みを加速する。フィルムのグリーン化比率を2030年度に60%、2050年度には100%とする目標の達成に向け、リサイクル技術の開発・実用化を進める。
東洋紡、福井県敦賀事業所のコーティング加工設備の新ラインが量産を開始
- 2022年11月21日
- 工場・設備投資
- 2022年11月16日号, 東洋紡, 積層セラミックコンデンサ, 離型フィルム
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