日立エナジーは、電力会社や再生可能エネルギー発電事業者、データセンターなどからの急増する需要に対応するため、米国バージニア州サウスボストン工場の電力用変圧器製造設備を増設する。投資額は3700万米ドル(約50億円)。これにより、電力用変圧器の生産エリアを2万6000平方フィート(約2415平方メートル)拡張し、電力事業と再生可能エネルギー市場向け大型変圧器の生産能力を従来比40%増強する。さらに、工場のサイクルタイムの短縮を目的とした自動化機器への投資や製造プロセスの変更も行う。
同工場は、米国内の電力網、商業ビル、産業施設向けの配電用変圧器や電力用変圧器、鉄道向け牽引用変圧器を生産している。工場の面積は、約5万6392平方メートルで、約450人の従業員が在籍している。
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