THKは、製造業向けIoTサービス「OMNIedge(オムニエッジ)」について、切削工具を監視する「工具監視AIソリューション」の提供を開始した。
同サービスは、LMガイドやボールねじ、アクチュエータの直動部品にセンサを取り付け、その状態を監視して不良や故障を未然に防ぐ部品予兆検知AIソリューションとしてスタートし、プロセスオートメーションやユーティリティ設備向けのモータやポンプなど回転部品まで対象を広げている。
今回、工作機械の切削工具に対象を広げ、後付けで取り付けでき、面倒なしきい値設定も一切不要な工具監視AIソリューションとして提供を開始。すでに稼働している工作機械でも簡単に導入でき、切削工具の欠損やチッピングの検知、摩耗度のモニタリングもでき、工具寿命の最適化や交換のコスト削減、加工不良発生時の手直しロスの低減などが可能になる。
またデータはAIが自動解析して異常検知を行うので、使えば使うほど精度が向上する。
THK、切削工具の監視AIソリューション提供開始 OMNIedgeのサービス対象範囲を拡大
- 2022年11月30日
- FA業界・企業トピックス
- 2022年11月30日号, OMNIedge, THK, オムニエッジ, 工具監視AIソリューション
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