制御回路機器のJIS規格改正 制御用スイッチ・リレー・表示灯などの安全性向上

制御用スイッチ・リレー・表示灯などの制御回路機器のJIS規格「JIS C 8201-5-1:2022」が10月20日付で改正された。

規格名称は「低圧開閉装置及び制御装置-第5-1部:制御回路機器及び開閉素子-電気機械式制御回路機器」で、制御回路機器は制御用スイッチ・リレー・表示灯などを指す。

16 年に改正された制御回路機器の国際規格(IEC 60947-5-1)に整合化を図ったもの。

主な改正点は、①市場の要求が高まっている機能安全に対応するための信頼性データの決定手順の追加②ねじなし式締付具の普及拡大に伴う要求事項の追加③ノイズ環境の増加に伴うEMC要求事項の改正。

今回の改正で、制御回路機器の製品の安全性や品質向上だけでなく、製品の普及拡大が進むことが想定され、また、国際規格との整合によって、国際市場への事業の拡大が期待される。

なお今回、規格名称を JIS規格票の様式に従い「低圧開閉装置及び制御装置-第5部:制御回路機器及び開閉素子-第1節:電気機械式制御回路機器」から「低圧開閉装置及び制御装置-第5-1 部:制御回路機器及び開閉素子-電気機械式制御回路機器」に改正している。

改正にあたり、日本電気制御機器工業会(NECA)と日本規格協会(ISA)と共同で原案を作成した。

https://www.neca.or.jp/

https://www.jsa.or.jp/

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