
工場緑化を推進し、工場内外の環境向上に顕著な功績があった工場等を表彰する緑化優良工場等表彰制度(通称:全国みどりの工場大賞)について、2022年度の受賞工場が決定した。
経済産業大臣賞には、タカノ エクステリア工場(長野県駒ヶ根市)と大塚製薬 徳島板野工場 (徳島県板野郡板野町)が選ばれ、経済産業局長賞には、アドバンテスト 群馬工場(群馬県邑楽町)、MSD 妻沼工場(埼玉県熊谷市)、日研フード(静岡県袋井市)、エスペック 神戸R&Dセンター(兵庫県神戸市)、ローム (京都府京都市)、大分キヤノン 大分事業所(大分県大分市)の6事業所が受賞した。
このほか日本緑化センター会長賞に10工場、同会長奨励賞に4工場が選ばれた。
タカノ エクステリア工場は、敷地内の緑地を「ルビーの里」と命名し、赤そばの畑や数多くの花が植栽された花壇、山林公園が造成され、一般開放されて地域住民に利用されている。大塚製薬 徳島板野工場は、土地の起伏と自然林を活かしながら広大な芝生を整備している。工場から排水される冷却水を再利用したビオトープでは希少生物など多様な生物の保護・育成にも取り組んでいる。