eve autonomy(イブオートノミー)は、ヤマハ発動機とティアフォーと開発を進めてきた自動運転EVによる自動搬送サービス「eve auto」の提供を開始する。
敷地内の別棟への搬送など屋外搬送に対するニーズも高まっているが、屋外搬送は従来のAGVでは対応が難しく、車や自転車、歩行者が混在し、搬送ルートの固定化が難しく、自動化のハードルとなっていた。それに対し同サービスは、ヤマハ発動機が専用開発した自動運転EVと、ティアフォーが提供する商用ソフトウェアプラットフォーム「Pilot.Auto」と「Web.Auto」を組み合わせ、運行管理システムから定期メンテナンスや地図編集などのアフターサポートと自動運転システム提供者専用保険をパッケージ化した自動搬送サブスクリプション型サービス。工場や倉庫など公道を除く幅広い環境で利用できる。
これまでにヤマハ発動機浜北工場でレベル4の自動運転を開始し、現在は3工場で運用しているほか、プライムポリマー姉崎工場、パナソニック大泉地区コールドチェーン工場、富士電機鈴鹿工場、日本ロジテム上尾営業所、ENEOS根岸製油所など、合計9社にて運用中となっている。
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2022/1130/corporate.html