コロナ禍も収束の兆しを見せ、展示会の開催が復活している。2023年も東名阪をはじめ各地でものづくり関連の展示会の開催が予定されている。
新型コロナウイルスの感染拡大によりリアル展示会の開催が難しくなり、代わりにオンライン展示会が開催された。当初は「オンラインで十分」「セミナー・講演を聴講するには便利」と好評で、アフターコロナではリアル展示会開催に代わってオンラインが主流になるのではと思われたこともあったが、いざオンライン展示会に慣れてみると、実物の製品が見られない、説明員に話を聞きたいなど、逆にリアルを求める声が高まっていった。
そんな人の心の変化もあり、昨年リアルで開催された各展示会は、来場こそコロナ禍前の数字には届かなかったが、こんな状況であっても足を運ぶ客は熱意と関心を持つ人で溢れ、出展者からは来場者やリードの質は上がったと喜ぶ声も多く聞かれた。
2023年は、2022年以上に多くの展示会開催が予定されている。技術や製品のお祭りとしての展示会、数年ぶりに楽しんでみてはいかがだろうか。