【2023年 年頭所感】日本精密機械工業会 会長 髙松 喜与志 違った目線で新しい発見を

皆さん、明けましておめでとうございます。 昨年は、コロナで始まり、ロシアのウクライナ侵攻、米国の急速な金融引き締め、中国のゼロコロナ政策の継続等々、これらにより日本は円安、資材の高騰、半導体や輸入部材の不足などにより経済への影響はとても大きいものでした。 この様な中でも私は、景気マインドは悪くない様に感じます。 住宅着工件数を見ると坪単価が上がっている中でも落ち込みはない様に見えますし、 自動車は半導体部品等の不足により生産台数は減っていますが、受注状況はとても良いと思います。人気車種では発注から納車まで1〜2年以上待つ事もあると聞いています。 人流についても多くなっている様に感じます。昨年11月末に東京へ行きましたが、北陸新幹線は満員で外国人も多く、ホテル料金もコロナ以前の金額に戻っているようでした。 昨年は大変な環境の中でも、我々日本人は頑張った年であったと思います。

そして今年ですが、景気を予測する事は出来ませんが、私自身どの様な心構えでこの一年を乗り切って行くのか考えてみました。 今年、私は古希になります。 老人ですが、昨年末いつものルーチンになっている行動を少し変えてみました。いつもと違う行動をする事で新しい物が見えました。そして新しい感動も得ることが出来ました。そう、老人は感動しないのでは無く、新しい事をしないから感動が得られないのだと思いました。 会社経営も同じ事では無いでしょうか。 壁に突き当たった時、いくら考えても突破出来ない時は、違った角度から見てみる。また違った行動をして見る。そうする事によって見えて来る物があるのではないでしょうか。 今年はコロナの制約がなく行動が出来るようになって来ました。 自分の肌で色々な物を感じる事が出来る年なので、たくさん行動して新しい物を見て行きたいです。 アフターコロナで個々人の溜まっていた欲求が消費行動となり、景気の好循環がスタートしていく年になる様に願っています。本年も皆様にとってより良い一年となりますように心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

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