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2023年3月期の売上高は150億円を超え、過去最高を更新する見通し。半導体への設備投資が活発で、ロボットやAGVも伸び、コロナ禍で省人化や自動化、密や接触を防ぐためのセンシングニーズなど多くの追い風があり、LiDAR、データ伝送装置ともに好調だった。
受注は1年先かそれ以上先の注文が入ってきている。協力会社や自社の検査機の増設など設備投資をして生産力を強化したが、部品が入ってこないこともあって注文を捌き切れていないのが現状だ。お客様にご迷惑をかけてしまったことと、納期問題の隙をついて他社が攻勢に出たこともあり、それをどう巻き返していくかが課題となっている。
販売促進課を中心にWEBサイトを充実させ、営業を補完するための取り組みを行った。製品や技術のチラシやコラム、マンガ等のコンテンツを増やし、良い結果につながっている。新・生産システムの整備も引き続き行っており、24年度に本格稼働できる見通しが立った。
23年度の売上高は200億円ほどになる見通し。受注残が多くあることと、ストップしていた新製品も安全コントローラと耐環境性能を高めた屋外用LiDAR、鉄道向けホーム柵用安全センサなどの発売を予定しており、さらなる成長が期待できる。特に安全コントローラは、JIS改訂によりAGVにも安全センサの搭載ニーズが高まっている。LiDARと安全コントローラのセットで設計効率の向上に貢献する。また24年度には中国メーカーの低価格のLiDARに対抗するための廉価版LiDARも計画している。
展示会にも積極的に参加し、国際物流展、国際ロボット展、建設機械の展示会などに出展予定。また中国市場を強化するため、上海に現地法人を設立する。お客様からの要望も強く、現地に人が駐在してサポートできることが重要となる。
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