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2022年の業績は非常に好調だ。グローバルでは前年比20%成長を遂げ、07年度売上高10億ユーロだったものが、22年度は3.6倍の35億8000万ユーロ、日本円にして5000億円を上回る見通しだ。
日本では電源が好調で、日本発祥の「安心24ソリューション」として周辺機器を組み合わせて24Vを安定供給する提案を強化した結果、電源市場での認知度が広がり、採用アプリケーションの大幅な伸びにつながった。端子台もPush-in(プッシュイン)端子台「PTシリーズ」に関しては過去最高の受注となり、端子台メーカーとしての自信を深めている。体制、システムを一新した組端子サービスも好調で、製造パートナー企業との強力な体制を構築できた。
23年は厳しくなる見通しだが、コンポーネンツを売る事業はコアとして死守しながら、新市場へ挑戦し、複数の事業の柱を作って弊社製品をより広い市場、お客様にご使用いただけるよう努力を続けたい。
アジア現地法人、日系特約店との協力を深め、アジア諸国で日系メーカーへ“フエニックス・コンタクト”としてサポート力を高め体制を強化する。またグローバルで実績があるトンネル内照明や空調制御など独自の新しい製品やシステムも、積極的に紹介していきたい。
23年は、ドイツ本社が創業100周年、日本法人も設立35周年を迎える。今後もドイツ本社が掲げる「AES(オールエレクトリックソサイエティ)」をキーワードに、テクノロジとイノベーションで社会に貢献し、全社で目指すパーパスを実現していく。特に日本では、お客様のお困りごと問題に対して革新的な解決策を提供し、常に「顧客中心」を念頭に2023年を次の非常に重要な10年に備えるための1年としたい。
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