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2022年12月期の売り上げは、ブレーカ部門が前年度比約30%増、UPS部門が横ばいで、全体としてプラスの結果で終わることができた。
ブレーカは品不足もあるが、半導体製造装置向けの引き合いが多く、さらにインバータも他社の品切れで当社への注文が増えている。UPSは、DC(データセンター)のプロジェクトが、発電機やサーバーの不足で遅延し、納品が先送りになっているが、受注は増えている。特に、シンガポールやオーストラリアなどのリージョナルのDCが円安もあり日本への立地を加速。最大100MWクラスの案件が今年、来年とかなり立地する計画があり、追い風になっている。
23年12月期は全社で前年度比約10%増の計画を立てている。UPSでは、ハードの販売に加え、保守サービスにも力を入れており、パートナー企業数社と連携している。ブレーカ部門では、Push-in構造端子対応コンタクタや、モーター保護レーカー、モータスタータコンビネーションなどのラインアップを拡充している。また、Webにも接続してスマホ感覚で操作できるHMIパネルも発売している。
さらに、省配線ソリューション「SmartWire-DT」は、コントロールパネル内外のさまざまなコンポーネントを、簡単に接続できるシステムで、省配線・省スペースに貢献。各種オープンフィールドバスへの接続もできることから、データの収集や活用などIoT時代に対応したシステムだ。昨年12月のセミコン・ジャパンにも展示し、好評だった。24年のIIFESにも出展を考えている。
22年3月からHP(ホームページ)を、イートン・エレクトリック・ジャパン専用に大幅にリニューアルした。製品やサービス、製品の対象となる市場やサポート体制の紹介などをきめ細かく掲載している。販売店も東名阪に加え、九州、北陸、東北などにも設置していきたい。
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