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2023年3月期の売り上げは、前年度比で15~16%アップし、営業利益、純利益とも同20%ぐらい伸びる。その大きな要因は、半導体製造装置に関連した需要にしっかりとした態勢で取り組んだ結果。しかし、いま半導体を中心に部品不足が起こっているが、それらを作るための機械・装置の部品不足が製品の遅れに繋がっているという背景もあり、当社としてももっとパフォーマンスを上げる必要性を感じている。
今年は半導体製造装置の需要にブレーキがかかり踊り場になると言われているが、その次には必ずビッグウェーブがくるので心配していない。当社の状況も大きな受注残を持っており十分売り上げが確保できる。実際、高速制御・高速通信に使用される最先端の部品に関しては、まったく踊り場とは無縁で、依然部品が集まらない状況だ。こうした現状と将来のために対応できる技術開発と生産体制を確立していくことが重要で、22年4月に新組織に改編し、23年4月に新社屋が竣工する事で一層の開発効率向上が期待できる。また、生産拠点である山梨明野事業所においても積極的な投資を考えており今後の増産に対応していく。
当社は多品種少量生産のものづくで、日本のハイテクを支えているという自負がある。人とモノや機械のエッジレベルの困りごとを解決するための仕事を行っているのが当社の強みだ。恒例の「CECプライベート展」も12月16日まで約2カ月間開催し、リアルとオンラインで800人弱の参加をいただき大好評であった。毎回、来場した全員に、当社の進化の過程をワクワクして感じ取ってもらえることを目指している。今回はプラスして、当社のやろうとしているDXに対するポリシーや考え方への理解が、今までの点から一つの線につながったと感じたという声が来場者から聞かれ、当社のDX戦略の軸がぶれていないことをお客様に提案できた。
24年3月期の売り上げ計画は現在策定中であるが、3年前からのコロナ禍でもデコボコしながら確実に成長することが出来た。今後も10%程度成長させたいと考えている。
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